メールマガジン【勤務医のための自己実現スキルアップ術】

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《 病院経営 存続から発展への道 》
その70
2005.1.24

〜 誰にでもわかる決算書〜その2 決算書ができるまで 
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決算書とは医療行為、またはそれに付随するサービスの提供を他者に対して行う結果、金銭に置き変わる取引として以下のように記録され計算され決算書が出来上がる。

1. 取引の証拠を残す。契約書、覚書発注書、清書請求書、領収書、手形   小切手の耳。
2. 取引の結果の仕訳を行い、伝票に記載する。
   これ以後を簿記の手法で伝票に記載し、計算する。伝票には入金伝票   出金伝票、振替伝票がある。
3. ノート(帳簿)に記入する。主帳簿(総勘定元帳)と補助帳簿(現金出納    帳、売掛帳、買掛帳、仕入帳など必要に応じて作成する。)
4. 試算表、決算書に定められた勘定科目に従って月毎、年間の合計を算   出して、(合計残高)試算表を作成する。
5. 決算整理事項として仕入を原価と在庫に、在庫の棚卸を行って処分や
   整理を、減価償却や資産の除却 引当金の繰入や戻しなどを行って
   精算を行い、損益計算書(P/L)と貸借対照表(B/S)を作る。





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