メールマガジン【勤務医 有利な転職不利な転職】

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勤務医 有利な転職不利な転職
その10
2005.4.11

 〜仕事は「からだ」で覚えよう〜
    
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 何にでも言えることだが、一流や本物になるためには若いうち
 に体験せよと良く言われる。失敗も経験のうち、からだで覚え
 たことは頭で覚えたことよりも困難に対して果敢に行動できる。
 未知なことはやってみなければ分からない。行動という工夫を
 するうちに糸口が見えてくる。
 
 特に患者の生き死に瞬時に判断を迫られる臨床医にとっては
 手をこまねいて何もしないわけにはいかない。瞬時に適格な判
 断と行動ができるためには、そのような体質づくりをしておか
 なければならない。一般的に偏差値が高いと言われる医師にあ
 りがちな知識を重視する理性的な体質からは果敢な行動は生ま
 れにくく常に行動が遅れる。臨床医のプロを目指すのであるな
 らば極端に言えば大半の医師が取得する医学博士は必要条件と
 はならない。

 むしろなるべく若いうちに大学の医局から早く飛び出して臨床
 の現場の場数を数多く踏むことが感性を養う早道である。感性
 が強ければ感動が生じ、考える人から行動の人に生まれ変わる
 転職もこの観点から考えるべきである。

 

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