メールマガジン【勤務医 有利な転職不利な転職】

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勤務医 有利な転職不利な転職
その4
2005.2.28

 〜「年収高いから良い病院」とは限らない〜
    
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 一般的に医師に対する求人募集に於いて年収を決める場合の基準は

(1)医師の技術レベル
(2)経験年数
(3)認定医、専門医の資格の有無
(4)年令
(5)性別
(6)世間相場等

を勘案して決めており、出身学校や研修病院の経歴、博士号の有無などは

あまり評価されないのが現実である。それに対して医療機関によってはそれ

等の条件を勘案した額とかけ離れて高い年収の場合は、慢性的な医師不

足や急場しのぎの穴埋めの為であって背に腹は変えられないといったケー

スがままあるので注意を要する。そのような病院は経営上の問題を常にか

かえており、医師や他の優秀な人材の定着率が悪く、入職しても厚遇される

どころかトラブルが自身にふりかかってくることも覚悟しておくべきであろう。

逆に当初の入職条件が世間相場よりやや低めのところは医療の質が高く、

医師が常に充足しており、入職希望者からの評価が高く人気のある所であ

る。

 

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