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メールマガジン【医師のための禅】
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《 医師のための禅 》
その20
2004.05.06

〜ガンと戦うな ガンを忘れろ〜
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20世紀医療技術が飛躍的な発展を遂げた時代から21世 紀の今日、大半の病気は駆逐されたとは云え、ガンに於いて は手術、放射線治療、抗がん剤を用いた各治療法はあっても 未だこれといった治療法は確立されていない。

そこで今までのガンをたたくからガンと仲良くする。即ち ひとときガン以外のこと(一方)、例えば笑いをさそう落語や 演劇を楽しみ、登山や瞑想に浸りきればガン(他方なる一方) の心配を忘れることができる。「一方を証する時は一方は暗 し」となる。

ガンの痛さを死への不安を忘れる時、心地よさや楽しいこ とに浸っている時、自身の持つ免疫力が高まり自然治癒力が 働く例が見受けられる。そして汚染されていない水や空気、 食品の採取、治療に携わるコメディカルの愛など全てが相乗 効果となって(万法に証せられる)ガンの進行が止まり、時 には快方に向かうことも見受けられる。

医療も今後は西洋医学のみを絶対とすることから、もっと 自然の智恵も総動員してゆく時代に変わりつつあると言えよ う。



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