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メールマガジン【医師のための禅】
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《 医師のための禅 》
その12
2004.02.05

〜保険医療と西洋医学〜
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我国はいち早く保険制度の確立した西欧、特に独にならっ て健康保険制度を取り入れ、昭和36年には国民皆保険となっ た。その功績は我国の食生活と相俟って世界一の長命(長寿 とは言えない)を成し遂げた。しかしその陰で検査や薬づけ、 老人病院の縛りつけ、そして植物的人間になった成人の単な る延命処置へと医療が流され、保険点数がつくなら医療行為 を際限なく行い、つかないならばそれ以外の金がかかったり 手間がかかることは一切しないといった状況をつくり出して きた。他方先進諸外国をみるに、昨今混合医療となる全人的 医療(ホリスティック、統合医療)がかなり研究され実践さ れ、医療の進歩に貢献している。特に我国に於いては保険医 療が西洋医学至上主義であるためにそれを良いことにして大 半の医師は患者サイドに立った新しい医療の研究や勉強を怠 りがちである。このあたりでそろそろエコノミックアニマル の医師からエゴをすてた無我の医師へと自己革新がなければ、 早晩若い意欲のある医師達に駆逐されるであろう。諸行は無 常なるが故に変化する者だけが生き残るのはダーウィンの進 化論が示すところである。


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