メールマガジン【勤務医のための自己実現スキルアップ術】

●・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・●
《 勤務医のための自己実現スキルアップ術》
その49
2004.12.15

〜組織の活性化 その4 リーダーシップ3〜

● ・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・・━・●

医療機関、中でも病院における組織において最も特徴的なものは次の3つに集約される。

第一に事務系一般職を除きほとんどが、国家資格や公的資格者の技術者集団であるが故に組織がタテ割となっており、医局、リハ、薬局、看護、検査の各部が時にお互いが対立するケースもあり、横糸を通す必要が生じる。システムとしては各部を串刺しにする連絡運営会議やクリニカルパスなどのチーム編成を行わせ、コミュニケーションを取らざるを得ない状況に置く必要がある

第二に医師やリハ、看護と介護同士において職種(外、内、皮泌、眼耳など各科)内のヒエラルキー(序列)意識があり相互不信が往々にして生ずる。また出身学校や先輩後輩などの差別や対立も時として起こる。お互いが専門家としてのプロ意識を高め、尊敬し合い、活用し合うことが求められる。

第三に医療法人といえども家業的体質のところが多く、一族や同族による経営支配により、それ以外の職員達との溝が生じ、企業ロイヤリティーが低下しがちなところも多く見受けられる。
トップの器や力量が問われる。

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 





戻る