メールマガジン 【病院経営 存続から発展への道】
■・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・■
《 病院経営 存続から発展への道 》
その59
2004.10.06.

〜生産性を上げる その6〜
■・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・■

医療行為の能率を上げることにより売上げが上がり、かつ投
入する原材料を少なくする方法として、同じ物をくり返し生産 する いわゆる累積生産性効果が挙げられる。車で言えば同じ型 材や少ない部品で生産すれば工程が少なくなり、その結果、部
品や材料コストが下がると共により多くの台数を生産できるこ ととなる。

それと同様医療の現場に於いても標榜科目が多いほどそれにかかわる技術が増え、それをこなせるコメディカルの数も多くな
る。そうかといって人数を絞れば絞るほど医師のみならず看護
師等多岐にわたる技術や知識を身につけなければならず大変な労力を必要とする。もし専門科目一つ 単科の病院であれば技術や経験も多くなり、いち早くベテランが育ち診断、治療のミ
スも少なくスピードも上がり、より多くの患者さんを診れるこ
とになる。

これを累積生産性の効果と言い、その線を経験曲線という。

 

 




戻る