メールマガジン 【病院経営 存続から発展への道】
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《 病院経営 存続から発展への道 》
その55
2004.08.31

〜生産性を上げる その2〜
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一般に生産性とは労働生産性を指し、付加価値をそれに携わっ た従業員(直接関与した人と間接に関与した人達)の数で除し た値を言う。生産性を上げるには付加価値を大きくするか、ま たは従業員の数を減らすしかない。

少数精鋭主義とはこのこと を言い、今までその仕事に携わっていた人達を1人2人と減ら してみても案外総生産量は変わらず、逆に労働生産性は向上す る傾向がある。いろいろと教育訓練して精鋭化しても少数には ならず、むしろ人数を少数にすることにより精鋭になる可能性 が高い。次に人による生産性の他に建物や設備による生産性が ある。例えば医療機器について考えてみよう。
 
生産性= 付加価値×医療機器 = (1)付加価値 × (2)医療機器
       従業員数×医療機器    医療機器    従業員数          
 
(1)を機器による設備効率と言い、(2)を労働装備率と言っているそこで生産性を高めるには機器の台数に関係なく、その機 器導入によっていかに付加価値を上げるかにかかってくる。す なわち売上を増大し、機器を原材料と同様に安く仕入れ、何回 も使う回転率を良くすることが求められる。




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