メールマガジン 【病院経営 存続から発展への道】
■・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・■
《 病院経営 存続から発展への道 》
その48
2004.06.28

〜マーケティング その17 外来空間の留意点〜
■・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・■
まず、第一に受付、ロビー待合室である。規模にもよるが、 あまり広いロビーや受付カウンターは身心病む人にとっては 身の置き所に圧倒される。逆に混み過ぎるとプライバシーの 面から好ましくない。むしろ待合室は診察室により近い中待 ちへ分散させ、広いロビーには観葉植物や水槽などを置き、 目の置き場を配慮すべきであろう。また、インテリアデザイ ンは女性感覚の繊細さや照明や色使いが癒しには大切である。 これは消費の主導権が女性であり、彼女達のクチコミにある ことを知らなければならない。

次に検査室や手術室については清潔を旨とすだけでなく、 医療側の機能優先の無味乾燥になりがちな雰囲気を患者さん や、そこで仕事をする従業員にとってもうるおいのある壁面 や天井のデザイン(写真や絵を利用した)に変えなければな らない。




戻る