メールマガジン 【病院経営 存続から発展への道】
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《 病院経営 存続から発展への道 》
その33
2004.02.05

〜マーケティング その2 顧客は誰か〜
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病院経営に於いては今日、交通、通信の飛躍的な発展をみた とは言え、存立する基盤である地域を離れてはあり得ない。 ただその広がりは距離よりも時間が決め手となる。専門性や ユニーク性が高ければ高いほどエリアは広がる。経営計画策 定に於いてはまず、地域の範囲を決め、そこの住民に対して どのような症状の人達を対象にするのか、例えば救急か、生 活習慣病に起因する疾病か、筋、骨格、神経に因するものか 等に於いて年齢別(高老年、中高年、青少年、乳幼児)性別 (男性、女性)職業別など患者を絞り込んで、そのお客さん 達に対して、得意技術や必要技術の導入を行って対応してゆ く。今まで何となく急性期、一般病院で経営してきたところ はこのように患者さんを絞り込んで、今一度医療の特徴を明 確にする必要がある。その上で中心をなす技術を再編成し、 質を高めてゆく。そして今後は更にホリスティック医療たる 東洋医学、インド、ギリシャ他伝統医学やサプリメント、食 養生なども取り入れてゆく。他院に追随することから1歩先 を行くことが大競争時代の経営である。




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