メールマガジン 【病院経営 存続から発展への道】
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《 病院経営 存続から発展への道 》
その31
2004.01.16

〜これからはマーケティング主導の時代〜
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一般企業に於いては蒸気機関の発明に端を発した産業革命の 結果 工業製品の大量生産、大量輸送が可能となり大量消費 社会が実現した。その時代には誰でもが同じものを持ちたい、 便利なモノで満たされたいといういわば物不足であった。作 る先から売れるメーカー主導の時代であった。その時代に於 いては商品ありき、“何を”が大切であり消費者は二の次で あった。しかしやがては市場は満杯となり、その結果 売ら んかな主義 いわゆる販売促進の時代に突入し物余り現象が しばらく続いた。それもやがて供給がニーズを大巾に上回る 時代に突入し、消費者はもう腹いっぱい、要らないものは要 らない。もっと欲しい商品(物やサービス)を作れというニ ーズに変わり、ここに消費者中心のマーケティング時代が到 来した。メーカー主導の時代には何を誰に提供するかが重要 なテーマであるが消費者中心の時代には誰に何を提供するか が主題となる。今日この長引く不況に於いて勝ち組みの企業 は全て“誰”を大切にし、絞り込んだ顧客に対して常に求め る価値は何かを考え、創造し提供し続けているところであり 又、この変化のスピードに対応しているところである。




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