メールマガジン 【病院経営 存続から発展への道】
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《 病院経営 存続から発展への道 》
その9
2003.07.23

〜医療の本質を常に追求してやまない〜
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 “医療の本質を常に追求してやまない”ことが経営の存続、 さらには発展への道である。

 経営が不安になったり苦しくなると、つい本道をはずれて 横道や枝道に入りたくなるのが人情である。ここ数年医療費 に対する国の抑制政策に乗って、学者や評論家、はては経営 コンサルタントが経営に対して理論を展開している。その多 くは自分で実際に経営したことがなく、また医療について聞 きかじった情報をそのまま用いているために的をはずれたも のが多い。

 経営は誰も助けてくれない。経営トップはこれらの浅論に まどわされることなく、『自らの心にやましくなく、医療の 本道をはずさない』という燃える情熱と強い意志を持って行 動し、体得してゆくことが最善の道である。

 次回からは今日医療界で常識化しつつある(1)これからは 病院は患者さんから選ばれる時代だ (2)これからは患者さ んを“サマ”づけで呼ぼう (3)医療は非営利だ、利益を得 るのはやましいことだ (4)医療に対する広告規制のため、 広報活動は抑えなければならない などについて見直してゆ こう。




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