メールマガジン 【病院経営 存続から発展への道】
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《 病院経営 存続から発展への道 》
その8
2003.07.14

〜経営トップは仕事を通じてロマンを実現する人〜
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 仕事とは事に仕えると書く。事とはトップの自己実現“人の お役に立つ”を商いを通じて行うということである。それゆ えにトップは仕事と自分が一体でなければならない。

 全生命、全財産を投じて、また家族をも巻き込んで医療とい う仕事に集中できなければ大きな成果は期待できない。今日の病院経営環境は、あたかも曹道禅の大家、道元禅師の言う 「激流を下る一艘の舟」である。トップが舟と一体となって 帆を使いカジを取る様相である。激流、岩やガケ、山や天候 すべては顧客ニーズ、超高齢化社会経済、行政などの経営環 境であり、舟は従業員や家族をも含む病院である。それをあやつる院長は舟と一体、舟にあらしめられる身分である。ト ップは銭や地位、名誉も含めて成果を最大限に獲得できる権 利を有するが、その前に今日の厳しい時代を乗り越える義務 が先にあるのであり、途中で気を抜いて成果をむさぼれば急 流のモクズと消え去ること必定である。



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